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雨滝ホタルの里ホタル観賞:愛媛の美しい夜を楽しむ特別な体験

【愛媛】雨滝ほたるの里2023 愛媛の夜景
【愛媛】雨滝ほたるの里2023
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【愛媛】雨滝ほたるの里2023

幻想的な闇の中、光が舞い踊る奇跡の瞬間を体験してみませんか?愛媛県の「雨滝ほたるの里」では、美しいホタルの輝きが、夜の風景を魔法のように彩ります。

穏やかな川岸や自然に囲まれた環境で、幻想的なホタルの舞を目に焼き付ける感動を味わいませんか?あなたも心温まる夜の冒険に出かけてみませんか。

日程:2023年5月31日(月)

ゲンジボタル雑学
名前の由来
源氏と平家の合戦で有名な源平合戦からきているという逸話があります。

合戦で敗れた源頼政が亡霊となり、蛍(ほたる)となって戦ったというものです。

ゲンジボタルの一生

□ 

1匹の雌は500から1,000個の卵を産みます。卵の直径は0.5ミリメートル、川岸の産卵しやすいコケには、次々に雌がきて産卵するので、たくさんの卵が見られることもあります。

卵の期間は約1ケ月、6月下旬に産まれた卵は、7月下旬にはかえります。卵ははじめ黄色で日がたつと黒くなり、しげきすると光るようになります。

□幼虫

孵化した幼虫は1.5ミリメートル、夜中にかえり川に入り、カワニナを食べて成長します。幼虫は小さいうちは小さなカワニナを、大きくなると大きいカワニナを食べます。

冬は活動がにぶり川底でじっとしています。春になると動きも活発になり、成長した幼虫は、4月下旬の雨の夜、光りながら川岸を一斉に上ってきます。

□蛹(さなぎ)

川岸に上がった幼虫は、土にもぐり、土まゆをつくり蛹になります。蛹になるまでに約5週間、蛹の期間は約2週間です。

蛹ははじめ黄色で、複眼や前翅から黒くなり、発光器もでき上がります。このころになるとよく光ります。そして、羽化後2・3日すると、土まゆを出て地表に現われます。

□成虫

雌はおよそ2センチメートル、雄は少し小さい。腹部の発光器は雌は1節、雄は2節、成虫の生存日数はおよそ10日、

その間に交尾・産卵します。風のないあたたかな夜、雄は小川の上をゆっくりとび、雌は川岸のコケ等に産卵します。

ゲンジボタルの餌 カワニナ

カワニナは川にすむ巻き貝です。6月から9月終わりまで、子貝が生まれます。大きい母貝は1晩に、1ミリメートルくらいの子貝を10から20個生むことができます。

カワニナの食物はおもに川底の石につくケイソウです。ホタルの名所を復元するには、川をきれいにして、ケイソウやカワニナのふえる川づくりが、なによりも大切です。

ゲンジボタルの一生ー辰野町ホームページよりー

オスとメスの違い

メスはオスよりも一回り大きいです。

そして発光器がオスではお尻の先の節が2つ分光るのですが、メスは節1つ分しか光りません。
お尻の先が全部光って見えるのはオスになります。

ゲンジボタルの寿命は?
ゲンジボタルの 寿命 じゅみょう は1年ですが、成虫となり発光するのは10日から2週間ほどです
 
ホタルが光る理由は?

ホタルが光るのは3タイプの条件があると言われています。
プロポーズするため(オスとメスのコミュニケーション)
・刺激を受けた時の反応
・敵を驚かすための威嚇
この3つですが、主にオスとメスが出会うために光っているというのが一般的ですね!

こんな「ほたるの雑学」知ってホタル観賞するのも良いんじゃないでしょうか?

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雨滝ほたるの里について

雰囲気・穴場度

雨滝ほたるの里」はやっぱり有名です。知名度だけでなく地理的にも松山から近いということで、余計に人が多いのでしょう。

実際、香川から来られた方とか、嫁の実家がこの近くだからと言いながら千葉から来た方とかに出会いましたから、愛媛以外の所からも数多くの「ホタル観賞好き」の方が来られてます。

自分が行った時は、入口の所に2台「穂田琉園」の駐車場には5台とタイミングが悪ければ、停めれてなかったです。

雨滝ほたるの里」は、いつ来ても本当に駐車場に車を停める事が難しい場所です。

しかし、ホタルは本当に数多く飛んでくれてるので、「やっぱり」とか「さすが」「雨滝ほたるの里」と思います。

魅力・見どころ

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

まずは、ここ「雨瀧屋・穂田琉米直売所」の駐車場に車を停めることにしました。

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

駐車場から2,3分で、この「雨滝ほたるの里周辺マップ」の所に着きます。

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

そして、その横に「雨滝ほたるの里」の案内板があります。
ホタル観賞期間のお知らせまでありました。これは助かります。

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

観賞ポイントまでの道の両側には、こんな感じでLEDのフットライトがあります。
懐中電灯がなくても、月が出ていれば歩けます。

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

雨滝ほたるの里」には、主に2つ観賞ポイントがあります。
①「ほたるの河原」周辺
②入口から下がってきたところ
今年はどちらで撮影しょうかと思い迷いましたが、②入口から下がってきたところに決めました。

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

どうしてかと言うと、ここが人が少なそうだったから三脚立てやすかったからです。

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

ワンパターンの景色のなかでも、ほたるは本当にたくさん飛んでくれました。
ラッキーな事です。

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

この辺りで香川から来た方とお話をする機会がありました。
その方ホタルが好きで、結構ホタル観賞に行かれてるみたいで、ほたる観賞スポットの話をしました。
その方ご親切に色々教えてくださいました。その節はありがとうございました。
この後、何ヵ所か教えていただいたスポットに行きましたので、後でブログにアップします。

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

今度は背景を少し暗めで撮影してみました。こちらの方がホタルが分かりやすいと思いますが、スマホでは見にくいかもしれません。その時はごめんなさい!

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

 

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

帰りがけに、奥さんの里がこの近くで、千葉から来ている方と出会いました。
 
その方、「天の川とほたる」を撮影したくて来られたとのことでした。
 
知り合いが「雨滝ほたるの里」で「天の川とほたる」を撮影した写真をみて自分も撮影したくなったとのことでした。

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

「天の川とほたる」撮影出来るなら、もちろん自分も撮影したいですけど、準備というか情報収集と運が良くないと難しいような気がしました。
まずは「ほたるが飛ぶ条件」それに「新月」の時か,月の出が夜中もしくは月の入りが夕方でないと難しいと思います。
来年来ることがあったら自分も挑戦しようかと思います。

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

 

【愛媛】雨滝ほたるの里2023

雨滝ほたるの里」でのホタル観賞は、「雨滝ほたるの里づくり実行委員会」の方々の熱意と努力によって守られています。
彼らのおかげで、これほどまでに多くのホタルたちに出会うことができ、心から感謝しています。
この場所での素晴らしい体験は、彼らの努力と情熱に支えられていることを改めて実感させられました。

こんな人におすすめ

キムラン
キムラン

カップル向けのホタルデート

 

カップルには、ロマンチックな夜のホタル観賞がおすすめです。「雨滝ほたるの里」の幻想的な光景は、恋人同士の特別なひとときを演出します。

 

手をつなぎながら、美しいホタルの舞を眺め、その幻想的な光に心を奪われましょう。

キムラン
キムラン

自然愛好家のための静寂なひととき

 

自然が好きな方は、静寂な夜に包まれながらホタル観賞がおすすめです。

 

自然の中で光るホタルたちを見ながら、日常のあわただしさを忘れて心を静かに落ち着かせることができます。

 

カメラやノートを持参して、穏やかな自然との対話を楽しんでみてください。

キムラン
キムラン

写真愛好家のための光と影のショット

 

写真撮影が趣味の方には、ホタル観賞が素晴らしい被写体となること間違いありません。

 

さまざまなアングルから、ホタルたちの美しい輝きや舞をとらえることができます。

 

三脚やカメラの設定に余念なく取り組み、芸術的なショットを追及してみてください。

キムラン
キムラン

ファミリーアウトドア体験

 

ファミリーで楽しむなら、子供たちと一緒にホタル観賞は楽しいアクティビティになることでしょう。

 

小学生以上の子供たちは、夜の自然の不思議を楽しむことができます。

 

お子様たちと一緒に、星空やホタルたちの光に囲まれた素晴らしい時間を過ごしてみてください。

キムラン
キムラン

癒しを求めるシニアのためのリラックスタイム

 

平穏な時間を求めるシニアの方々には、ホタルの輝きが穏やかな心地よさをもたらすことでしょう。

 

静かな夜の散歩を楽しみながら、幻想的な光景に心を癒されてみてください。

雨滝ほたるの里のまとめ

雨滝ほたるの里」は、私が訪れた素晴らしい場所でした。自然とホタルたちの光が織りなす幻想的な風景は、言葉では表現しきれないほど美しく、心に深い感動を与えてくれました。

全てのホタルが自然に生まれたわけではありません。この場所を守るために尽力する「雨滝ほたるの里づくり実行委員会」のみなさんに心から感謝の意を表します。

この記事が、「ほたる」を追い求める人々の一助となれば幸いです。

ほたる観賞の目安
観賞可能期間

ゲンジボタル

5月下旬~7月上旬

ヘイケボタル

6月上旬~8月上旬

ヒメボタル

5月末~6月上旬

見られる時間帯

1回目

19~21時

2回目

23時~24時

3回目

2時前後

※最も良くみられるのが20~21時

条件

月明かりが無く晴天

 

雨上がりなどで湿度が高い

 

風が吹いてない

 

生暖かい(20℃程)

 

※ホタル観賞場所・時期・時間等については、「ご自分の地域名+ホタル」で検索してご確認ください。

ほたる観賞マナー

虫よけスプレーを使わない

ホタルを捕まえない

フラッシュを使わない

カメラのランプNG

液晶モニターNG

他人の敷地に入らない

生息地を荒らさない

カメラの設定
F値 ISO シャッタースピード
3,5 500 30
2,8 500 20
1,6 800 7
上記の値を基準に下記の事を参考に修正
ホタルの光跡は写っているが、風景が暗い
  シャッタースピードをBULBにして1分とか2分で長めに露光
   
ホタルの光跡が太く明るすぎる場合
  絞りを1から2段階絞る
   
ノイズが出る。
  ISOを下げてシャッタースピードを遅くする。

自分が撮影した時の設定がみなさまの撮影時の参考になればと記載しました。

雨滝ほたるの里の情報

住所

 〒791-0303 愛媛県東温市北方1211

電話番号

電話:089-964-2001(代表) 東温市役所

営業時間・休日

24時間・無休 ホタルに関しては6月15日まで

入場料

無料

駐車場・駐車料金

路肩に停めるか雨瀧屋さんの駐車場に停めるかになります・無料

トイレ・休憩所

有り・休憩所なし

参考ホームページ
愛媛県 ホタル観賞NAVI 2023
里山に初夏の訪れを告げる美しい光を見に行こう
目的地までの距離は?

雨瀧屋さんの駐車場から「ホタルの河原」まで約10分

初心者ドライバーでも大丈夫?(主要道路の交通量)

もちろん初心者ドライバーでも大丈夫です。

バリアフリー情報

階段はないですが、距離と斜面を考えたら厳しいです。

外国人への対応の可否

外国人への対応は無

雨滝ほたるの里アクセス方法・行き方

国道11号を南西方向(新居浜から松山方面)に進んで、県道141号に向かう。

落合橋交差点で斜め右方向に曲がり、そのまま国道11号を進む。

(桜三里の最後のトンネルを抜けて、左側にENEOS川内SS(武田石油)とラーメンショップ川内店がある所をすぎて少し行く)

前に歩道橋が見える所の三叉路

左折して国道494号に入る。(面河渓/渋草/石鎚スカイラインの表示)

7,8分走ると右側に消防団の詰所と雨滝の地図がある小屋が見えてきます。
小屋の右側からホタルの里に行くのですが、ご覧のとおり駐車スペースがないので、そのまま直進します。

3,4分走ると右側に雨瀧屋・穂田琉米直売所が見えてくるので、手前の空き地に停めさせていただきました。

赤い自販機の前です。