香川県の大野原町に、夏の夜に幻想的な光景が見えています。
法泉寺の駐車場の前に流れる小さな川は、夜の闇に包まれながらも、小さな生命たちの灯りがあり、そこにはほんのりと神秘的な魅力が漂ってます。
日々の忙しさから離れ、川辺に立って、小さな輝きが川面をかざり、あたりは静寂と不思議な世界に包まれてます。
この記事では、法泉寺の駐車場前の小川で輝くほたる達との出会い、自然の不思議さと美しさをご案内します。
日程:2023年6月5日(月)午後10時頃
合戦で敗れた源頼政が亡霊となり、蛍(ほたる)となって戦ったというものです。
□ 卵
1匹の雌は500から1,000個の卵を産みます。卵の直径は0.5ミリメートル、川岸の産卵しやすいコケには、次々に雌がきて産卵するので、たくさんの卵が見られることもあります。卵の期間は約1ケ月、6月下旬に産まれた卵は、7月下旬にはかえります。卵ははじめ黄色で日がたつと黒くなり、しげきすると光るようになります。
□幼虫
孵化した幼虫は1.5ミリメートル、夜中にかえり川に入り、カワニナを食べて成長します。幼虫は小さいうちは小さなカワニナを、大きくなると大きいカワニナを食べます。冬は活動がにぶり川底でじっとしています。春になると動きも活発になり、成長した幼虫は、4月下旬の雨の夜、光りながら川岸を一斉に上ってきます。
□蛹(さなぎ)
川岸に上がった幼虫は、土にもぐり、土まゆをつくり蛹になります。蛹になるまでに約5週間、蛹の期間は約2週間です。蛹ははじめ黄色で、複眼や前翅から黒くなり、発光器もでき上がります。このころになるとよく光ります。そして、羽化後2・3日すると、土まゆを出て地表に現われます。
□成虫
雌はおよそ2センチメートル、雄は少し小さい。腹部の発光器は雌は1節、雄は2節、成虫の生存日数はおよそ10日、その間に交尾・産卵します。風のないあたたかな夜、雄は小川の上をゆっくりとび、雌は川岸のコケ等に産卵します。
カワニナは川にすむ巻き貝です。6月から9月終わりまで、子貝が生まれます。大きい母貝は1晩に、1ミリメートルくらいの子貝を10から20個生むことができます。カワニナの食物はおもに川底の石につくケイソウです。ホタルの名所を復元するには、川をきれいにして、ケイソウやカワニナのふえる川づくりが、なによりも大切です。
ー辰野町ホームページよりー
メスはオスよりも一回り大きいです。
そして発光器がオスではお尻の先の節が2つ分光るのですが、メスは節1つ分しか光りません。
お尻の先が全部光って見えるのはオスになります。
ホタルが光るのは3タイプの条件があると言われています。
・プロポーズするため(オスとメスのコミュニケーション)
・刺激を受けた時の反応
・敵を驚かすための威嚇
この3つですが、主にオスとメスが出会うために光っているというのが一般的ですね!
こんな「ほたるの雑学」知ってホタル観賞するのも良いんじゃないでしょうか?
法泉寺ホタル観賞について
雰囲気・穴場度
初めて行った場所なので、しかも「ホタル観賞ポイント」みたいな案内もなく、駐車場に車停めたら前の川でほたるが飛んでたと言う状況でした。
ここは実は「雨滝ほたるの里」でであった。香川から来た方に教えていただいたスポットの一つなのですが、その方の話では何日か前には、マイクロバスで学生が来てたらしいです。
自分が行ったときは、時間が遅かったせいか誰も居なくて貸し切り状態でした。
時間ずらせば「穴場」だと思います。
魅力・見どころ
川底までが2,3メートルと言う感じでした。
時間がたつにつれてここの方がほたるが光ってるのが多かったような気がします。
こんな人におすすめ
自然愛好家の友人: 自然や生態系に興味を持つ友人と一緒に行くことで、ホタルの美しい景色を一緒に楽しむことができます。その友人とともに感動を分かち合うことができます。
カメラ愛好家の仲間: ホタルの光景を素敵な写真に言いたいなら、カメラ愛好家の仲間と一緒に行くことをおすすめします。写真を撮ったその美しい瞬間を残すことができます。
恋人または家族: ロマンチックな雰囲気を楽しむために恋人と行くのも素敵ですし、家族と一緒にホタルを楽しむことで、特別な思い出を作ることができます。
ホタルファンの仲間: ホタルに興味を持つ友人や友人と一緒に行くことで、ホタルの美しい景色を一緒に楽しむことができます。 お互いに感動を共有しながら、楽しい時間を過ごすことができます。
一人での冒険: 自分だけの時間を楽しみたい場合は、一人でホタルを見に行くのも素晴らしい体験です。 静寂の中でホタルの美しい輝きを堪能することができます。
法泉寺ホタル観賞のまとめ
香川県の大野原町に広がる法泉寺周辺は、夏の夜に素朴な美しさが広がる場所です。
法泉寺の駐車場前に広がる小川は、闇夜に小さな輝きを灯し、静かなる不思議な雰囲気を漂わせています。そして、その一つ一つが心に響く美しさを持っています。
川岸に立つて、夏の夜に揺れる小さな輝きを感じながら、ありのままの自然をじっくりと眺めて楽しみませんか?心温まるひとときがあります。
これは、後から聞いた話ですが、もう少し川を下った所の方が今年はほたるが多いとのことでした。
次回行く時はもう少し早い時間に行ってロケハンしとこうと思いました。
ゲンジボタル |
5月下旬~7月上旬 |
ヘイケボタル |
6月上旬~8月上旬 |
ヒメボタル |
5月末~6月上旬 |
1回目 |
19~21時 |
2回目 |
23時~24時 |
3回目 |
2時前後 |
※最も良くみられるのが20~21時
月明かりが無く晴天 |
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雨上がりなどで湿度が高い |
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風が吹いてない |
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生暖かい(20℃程) |
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※ホタル観賞場所・時期・時間等については、「ご自分の地域名+ホタル」で検索してご確認ください。
虫よけスプレーを使わない |
ホタルを捕まえない |
フラッシュを使わない |
カメラのランプNG |
液晶モニターNG |
他人の敷地に入らない |
生息地を荒らさない |
F値 | ISO | シャッタースピード |
3,5 | 500 | 30 |
2,8 | 500 | 20 |
1,6 | 800 | 7 |
□ | ホタルの光跡は写っているが、風景が暗い |
シャッタースピードをBULBにして1分とか2分で長めに露光 | |
□ | ホタルの光跡が太く明るすぎる場合 |
絞りを1から2段階絞る | |
□ | ノイズが出る。 |
ISOを下げてシャッタースピードを遅くする。 |
今年分かったことは、写真の記録画質をRAWでも撮っておくと、後から暗すぎたり明るすぎたりしたときに現像で修正できるできるという事です。
自分が撮影した時の設定がみなさまの撮影時の参考になればと記載しました。
法泉寺ホタル観賞の情報
〒769-1623 観音寺市大野原町田野々224-2
Tel:0875-54-4178(法泉寺)
ホタル観賞24時間・無休
無料
有り・無料
トイレ無・休憩所無
「法泉寺」のもみじ祭りのホームページがあったのでアップしときました。
0分
もちろん初心者ドライバーでも大丈夫です。
駐車場から見えるので車の中からでも観賞可能
無
法泉寺ホタル観賞アクセス方法・行き方
松山自動車道を松山から高松方面に向かって進む。
右車線を使用して高松自動車道を進む。
大野原IC出口を大野原/観音寺方面の国道11号に向かって進む。
右折して国道11号に入る。
観音寺市大野原町大野原交差点を右折する。
(ローソン観音寺市大野原インター店目印)
(観音寺市/大野原支所の表示)
右折する。(行き止まり、右折後すぐに交差点なので注意)
右折して県道8号に入る。(行き止まり)
斜め右方向に曲がり県道9号に入る。
(四国中央市/川之江/豊稔池/重要文化財の表示)
左側に「法泉寺の駐車場の表示」
ここは分かりにくいので「ストリートビュー」アップしときます。