静けさの中で出会う小さな光──2025年リアル体験で綴る院内川ホタル紀行

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夜景の中、階段状の坂道を照らす街灯の光が見える神社入り口の風景。左側に鳥居があり光が木々を照らしている。 愛媛の季節観光
静寂な夜の神社入り口で、街灯に照らされた階段状の道路が印象的な光景を作り出している。
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忘れられない光景との出会い――魅力的な院内川を選んだ理由

訪問のきっかけ

愛媛県今治市にある「延喜の片垣池 ホタル」を訪れたのですが、私の思うようなホタルの写真が撮れなくて、

このままでは帰れないと思い

Googleで検索していたら、偶然に「院内川のホタル」のことを知り

特に鳥居が写った写真が目についてこれはいいかも?と思ったのと

距離的にも30分くらいだったので帰ること考えても、なんとかなりそうだったので行ってみることにしました。

ただ、鑑賞時期は遅そうだったのでホタルが飛んでくれたらラッキーだなと思っていたのも確かです。

基本情報の紹介

  • 場所:愛媛県松山市院内川周辺

  • アクセス:松山市中心部から車で約30分。県道347号線沿いに案内板あり

  • 観賞期間:例年5月下旬〜6月中旬頃

  • 駐車場:なし

魅力的な夜を迎えるための準備と移動

事前準備

6月中旬、湿気を含んだ夜風が心地よい季節。薄手の長袖・長ズボンで行動。懐中電灯は足元確認用に持参しました。

持参したもの

  • 懐中電灯(結局は使わなかったです)

  • カメラ(三脚も念のため)

  • 飲み物(自販機なし)

アクセス体験

今回は車で現地入り。「愛媛のイベントインフォメーションサイト イマナニ」にアップされているGoogleマップを使って行きました。

駐車場の状況

駐車場と言えるような所はなく、駐車スペースを探してなんとか停めれたというような感じでした。

現地到着時の第一印象

正直、「とにかくホタルがいない」これが第1印象でした。

忘れられない観賞体験――静けさの中で出会った小さな光

駐車スペース近くの様子

車を降りて周りを見渡すと、川にやっと、3、4匹のホタルが光っているのを見つけました。

0じゃなくて良かったという気持ちと、やっぱり遅すぎたかな?と思いながら見てました。

神社の入り口は、やっぱり幻想的でした。

夜景の中、階段状の坂道を照らす街灯の光が見える神社入り口の風景。左側に鳥居があり光が木々を照らしている。

静寂な夜の神社入り口で、街灯に照らされた階段状の道路が印象的な光景を作り出している。

確かにGoogleマップで来れましたが、検索窓には座標が入っている状態だったので不安でしたが、なんとか来れたのでホッとしました。

夜間に撮影された掲示板や看板が電柱に取り付けられている様子。周囲は暗く、植物や草木に囲まれている。

住宅地の電柱に設置された掲示板。注意喚起の看板

「マムシ注意」の看板もありました。ここはマムシがいそうな雰囲気じゃないのに、なんの対策もしてないから、出ないでくれと思うだけでした。

他の観賞者の様子

1人で困ったな?もう少しでいいからホタルが見たいと思っていると、1台の車がやってきて家族連れの方が降りてきました。

その方のお話だと昔はホタルが多かったと教えていただきました。

そして、その頃ホタルが多く飛び交っているポイントに案内していただきました。

本当にありがとうございました。もし出会わなければ私は帰っていたと思います。

ホタルとの出会い

夜の水辺で、白いガードレールのある歩道から橋を望む景色。橋の向こう側には照明が点在し、水面は暗く、周囲は木々に囲まれている。

静かな夜の水辺に架かる橋と遊歩道。穏やかな水面と点在する照明が、夜の散策路に趣のある雰囲気を演出している。

先ほどの方のお話では、この辺りが多かったそうです。

夜の空の下、暗闇に包まれた川沿いの風景。左上に電柱が見え、遠くに小さな光が点在している。画面下部中央には白い小さな光源が一つ見える。全体的に非常に暗い夜景。

日が暮れて間もない川沿いの静寂な風景。わずかな明かりが暗闇の中に温かみを添えている。

やはり、車を停めたところよりは気持ち多くホタルが、飛んでいたというよりは光っていたと言う感じです

深い夜の森や林の中で撮影された非常に暗い風景。複数の木の幹が垂直に立っており、中央付近にわずかなホタルが見える。右側には光の軌跡のような白い線が写っている。

深夜の森の中で捉えた神秘的な光景。木々の間にわずかに見える光が、夜の静寂に幻想的な雰囲気を演出している。

本当に数匹しかいなかったのですが、その分余計に蛍の光が目につきました。

深い夜の森の中で撮影された暗い風景。複数の木の幹が垂直に立っており、中央付近にホタルの小さな光が点滅している。右側には光の軌跡のような白い弧状の線が写り、下部には黄緑色の光の点も見える。全体的に非常に暗く、神秘的な雰囲気。

深夜の森で捉えた幻想的な光景。木々の間を舞うホタルの淡い光と、カメラの動きによって生まれた光の軌跡が、夜の静寂に魔法のような瞬間を演出している。

これはコンポジットした写真ですが、なんとかホタルが飛んでると思えるので良かったです。

光の観察と時間帯

20時前後が一番多く確認できるのでしょうけど、蛍の活動時間には遅かったです。

私が行ったときは、とにかくホタルの光を探すのが大変でした。

感動の瞬間

数は少なかったけれど、蛍の光を発見した瞬間、その儚くも美しい光に、胸がじんわりと熱くなりました。まさに「写真では伝えきれない」体験です

地域がつくる魅力――ホタルと人とのあたたかな関係

「風早ホタル育成会」の活動

「風早ホタル育成会」のホームページには、幼虫放流や清掃活動など、地域をあげた取り組みが紹介されていました。小さな光を守るための努力が、確かにここにあるのだと感じました。

「風早ホタル育成会」の公式ホームページは💁

英風会-ほたる育成会
愛媛県松山市(旧北条市)の英風会です。祭を中心に色々な活動をしています。

 観賞のコツ・注意点

実際に行って分かったポイント

  • 最適な観賞時間帯:20時〜21時頃

  • おすすめの観賞ポジション:川沿いに設けられた橋近くが見やすい

  • 懐中電灯の使い方:足元確認のみ。ホタルには向けないこと

マナーについて

  • 会話は小声で

  • 虫の鳴き声や川のせせらぎを壊さないように

  • ゴミは必ず持ち帰る

  • フラッシュ撮影禁止

 振り返り・まとめ

この体験から得たもの

ホタルが少なかったとはいえ、それでも十分に心動かされる体験でした。自然が与えてくれる光景は、量ではなく“質”だということを改めて感じました。

そして子供の頃どこかで見たよな雰囲気が魅力的で、この光景は忘れられないと思います。

ここで出会った方とも話しましたが、我々が子供の頃はどこにでもホタルはいたのに、現代では探さないとホタルを見ることができないのは残念😢です。

読者へのメッセージ

2025年5月20日頃~6月5日頃まで」と言うことなので、私が来た日が遅かったのと時間も遅かったので、見えたホタルの数は少なかったのでリサーチの大切さを知りました。

去年あたりから自然発生のホタルは、これからどんどん減るんじゃないかと思うようになりました。

これからは、「風早ホタル育成会」の方々のようにホタルを育成できるところじゃないと、だんだん見れなくなっていくような感じがします。

もちろん、ホタルは生き物なので、毎年同じ場所、同じ数が出るとは思えまでんが

「ホタル」が見たいと言う気落ちは変わりません

この院内川のホタル観賞は、まさに「知る人ぞ知る静かな癒しスポット」。数が少ない年もありますが、それも自然。地元の方々の取り組みに敬意を払いながら、来年もまた訪れたいと思います。

忘れられない体験のための実用情報まとめ

院内川ホタル観賞の基本データ

  • 住所:愛媛県松山市院内

  • アクセス:松山市内より車で約30分

  • 観賞期間:5月下旬~6月上旬頃

  • 駐車場:なし

持参推奨アイテム

  • 懐中電灯(赤フィルター)

  • 飲み物

  • カメラ(高感度推奨)

近隣情報

  • 近くに商業施設はほぼなし。トイレは来る前に立ち寄っておくのがおすすめ。

📸この時の撮影設定・機材の記録はこちらのnoteにまとめています。

👉 https://note.com/agile_duck5426/n/nacd3fdab0813

四国のホタル鑑賞おすすめスポットまとめました。

https://www.mk-ehimenight.com/hotaru-ranking

最後まで
読んでくれて
ありがとう

また次回も、ぜひお越しください✨

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